縮毛矯正の工程
縮毛矯正の工程について
当店で行っている縮毛矯正の工程について簡単に説明させて頂きます。
1.髪の組織を切り離す。
髪のタンパク質を柔らかくします。
2.アイロンの熱でタンパク質を固める。
タンパク質を固めてストレートに固定します。
3.固めたタンパク質を固定する。
髪のタンパク質を固定します。
原理は普通のパーマと同じです。
ただし、縮毛矯正は熱を加えるという作業があるため、そこが最も重要なポイントになってきます。
まず、「髪の組織を柔らかくする」という工程から説明させて頂きます。
髪の毛にくせがある方は、髪のタンパク質の組織のつながりが均一でなく、いびつに連結しています。
ストレートの人はこれが綺麗に均一に一直線につながっています。
まず縮毛矯正はこのたんぱく質の繋がりを切る(柔らかくする)事から始めます。
最初に塗布する薬剤の1剤がこの大きな役割を果たしています。
薬剤をうまく塗布する事が縮毛矯正の施術においては重要になってきます。
髪質により放置の時間は違いますが、くせの強さにより薬剤の強さ、放置時間を調整します。
私は、髪により数種類の薬剤を使い分けて、髪の状態を見ながら最小限の放置時間で済むように心掛けています。
縮毛矯正の放置時間について
まずは放置時間が短くて髪のタンパク質が柔らかくなっていないと、縮毛矯正が終わって少し経つと戻ってしまいます。
髪が柔らかくなったかどうかを「軟化」といいます。
この場合は「軟化不足」と言い、しっかりと伸びずに失敗です。
またこの逆で、時間を置きすぎて柔らかくなりすぎた状態で熱を加えると縮毛矯正をしたのに、髪がチリチリになってしまいます。
経験が浅いスタイリストが施術を行うと、この現象が起こり、「縮毛矯正なんて二度としない!」とお客さんを怒らせてしまいます。
またダメージを過度に受けている髪もチリチリになりやすいため、ハイトーンのカラーや、自分でカラーをしている人、何度も毛先まで縮毛矯正をかけている方などは注意が必要です。
縮毛矯正は、スタイリストの経験値によって、同じ薬剤を使っても、仕上がりが全く異なります。
ぜひ一度、当店の縮毛矯正をお試し下さい。
他店との違いを実感して頂けると思います。
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